職員の声
INTERVIEW
利用者さんから「ありがとう」っていう言葉を
もらえると疲れも吹き飛びます
支援員 立野 夏織
2019年入職
資格:介護福祉士
勤務事業所:オアシス旭町
- 障がい福祉の分野で働こうと思ったきっかけは?
- 祖母の介護をしている時、たまたまテレビCMを観てヘルパーという仕事を知りました。とても素敵なCMで介護や福祉のスキルを身に着けたいと思い応募しました。その後、老人介護など様々な経験を重ねる中で、知的障がいの方を支援する機会がありました。出来なかったことができるようになり一緒に成長を喜べたことがとても嬉しく、障がい福祉の分野に進もうと思いました。
- 就労センターを選んだきっかけは?
- 障がい福祉サービスを色々と調べているうちに就労センターのホームページに巡り合いました。その際、胸に響く言葉を見て問合せたところ、一次面談で法人理念や業務内容について親切丁寧に説明してくださった事が決め手となって就労センターに入社しました。
- 現在の担当業務について教えてください
- 利用者さんの相談にのったり、作業サポートなど、支援員としての業務は一通り担当しています。また、毎月の誕生日会や季節イベントなど、利用者さんが楽しめるイベント企画にも携わっています。アイデアを皆で出し合って、事業所へ来たくなるような、日々の感謝をつたえるようなイベントを考えています。
- 利用者さんと接するときに心掛けていることはありますか
- イベント立案もそのひとつですが、とにかく利用者さんが楽しい気持ちで通所してくれるよう心掛けています。
また、利用者さんが作業で作った製品が企業さんから褒められた場合はすぐにそれを利用者さんにフィードバックして、喜びや充実感を提供できるよう努めています。やりがいや達成感が味わえるような作業支援をこれからも続けていきたいです。
- 自分を成長させたと思う出来事は?
- なかなか自分から話しかけることが出来なかった利用者さんに対して、事あるごとに名前をつけて呼びかけ、感謝・承認を続けていた所、利用者さんの方から私に声を掛けてくださるようになりました。本当にうれしかったです。
コミュニケーションを苦手とする方々が多いですが、様々な障がい特性を理解し、利用者さんとの触れ合いの中で、たくさんの方が声を掛けてくださる人間関係を築けたことが私にとっては成長のひとつだと思います。
- この仕事をしていてよかったと思えることは?
- 色々な事が起こる中、試行錯誤しながら支援する毎日ですが、やっぱり利用者さんの楽しそうな顔を見たり、ありがとうっていう言葉をもらえると疲れも吹き飛びますし、この仕事を選んでよかったと思います。
- 働いていて大変だったことを教えてください
- 中途障がいの場合、自分の障がい受容ができていなかったり、他者受容ができずに、感情コントロールがうまくできない方もいるので、本人や周りの方を傷つけないように言葉選びも慎重になりがちですが、だからと言って遠慮しているとなかなか利用者さんと打ち解けられないので、慣れるまでの間は大変でしたね。
でも、じっくりとお話し、その都度しっかりと向き合っていくことでお互いに安心できるようになってきました。大変でしたが、ご本人が今は楽しそうに通ってくれていることがとても嬉しいです。
- 職場の雰囲気を教えてください
- 和気あいあいとして明るい雰囲気の職場です。忙しいときもありますが、みんなで協力して楽しい事業所づくりをしています。
- 今後の目標を教えてください
- 今以上に利用者さん一人ひとりへの理解を深め、何が最良なのかを考え、より一層楽しく充実した毎日を送って頂けるよう行動していきたいです。